供給地点特定番号の意味と、契約切替・引越時の手続きで注意すべきポイントを整理します。
供給地点特定番号(SPIN:Supply Point Identification Number)は、電力供給の物理的な地点を一意に識別する22桁の番号です。一般送配電事業者が付与し、建物・メーター単位で設定されます。
契約切替時には、この番号が新旧事業者間の情報引継ぎのキーとなります。需要家が番号を把握していないと、切替手続きが遅延する原因になります。
①電力会社からの請求書・契約書、②新電力からの見積書、③一般送配電事業者のWeb照会、④電力会社カスタマーサポート、で確認できます。
複数拠点を持つ企業では、拠点別の番号リストを管理することが、切替手続きの効率化につながります。
①供給地点特定番号の照会・確認、②新電力との契約申込、③切替日の指定、④最終請求の確認、⑤移行後初回請求の検算、を流れで実施します。
引越し(拠点移転)時は、旧拠点の解約と新拠点の契約を並行実施。空白期間を避けるための「重複契約期間の設定」を事前に計画します。
【-60日】移転計画確定、新拠点の供給地点特定番号取得(一般送配電事業者に依頼)。
【-45日】新電力との新規契約見積・比較。
【-30日】旧拠点の解約通知、新拠点の契約申込。
【-14日】最終確認、立会い日程調整。
【移転日】メーター確認、電力引継ぎ。
【+14日】移転後初回請求の検算、精算確認。
中〜大規模契約(高圧以上)では、手続きに2〜3ヶ月かかるケースもあるため、早期着手が重要です。
供給地点特定番号の管理・照会は、各一般送配電事業者(例:東京電力パワーグリッド、関西電力送配電)のWebサイトで対応しています。
切替手続きの全体像は、資源エネルギー庁「電力小売全面自由化」ポータルで解説されています。
本記事は上記の公的資料・公式サイトを参考に編集しています。最新の制度・数値は各出典元で必ずご確認ください。
このテーマの理解を深めたら、シミュレーターで自社の電気料金リスクを確認しましょう。