供給地点特定番号は、全国のすべての電力供給地点に割り振られた22桁の固有番号です。電力会社の切り替えや見積依頼の際に必ず求められる番号であり、請求書・検針票・マイページで確認できます。本ページでは、番号の意味と構成、記載箇所の確認方法、複数拠点を管理する際の実務ポイントを法人向けに解説します。
22桁の番号はそれぞれ決まった情報を示しています。先頭2桁で送配電事業者(エリア)がわかります。
| 桁位置 | 桁数 | 内容 | 例 |
|---|---|---|---|
| 1〜2桁目 | 2桁 | 送配電事業者コード | 03(東京電力PG) |
| 3〜4桁目 | 2桁 | 供給区域コード | 01 |
| 5〜22桁目 | 18桁 | 地点固有番号 | (各供給地点に固有) |
| コード | 送配電事業者 |
|---|---|
| 01 | 北海道電力ネットワーク |
| 02 | 東北電力ネットワーク |
| 03 | 東京電力パワーグリッド |
| 04 | 中部電力パワーグリッド |
| 05 | 北陸電力送配電 |
| 06 | 関西電力送配電 |
| 07 | 中国電力ネットワーク |
| 08 | 四国電力送配電 |
| 09 | 九州電力送配電 |
| 10 | 沖縄電力(送配電部門) |
供給地点特定番号は以下の書類・媒体で確認できます。手元に請求書や検針票がある場合は、まず「供給地点特定番号」または「地点番号」という表記を探してください。
| 書類 | 記載箇所 | 見つけ方 |
|---|---|---|
| 電気料金の請求書 | 契約情報欄・供給地点欄 | 「供給地点特定番号」「地点番号」で検索 |
| 検針票(電気ご使用量のお知らせ) | 上部の契約情報欄 | 22桁の数字を探す |
| 電力会社のマイページ | 契約詳細画面 | ログイン後「契約情報」で確認 |
| 電力契約書・約款 | 契約条件欄 | 契約締結時の書類を確認 |
供給地点特定番号は、電力に関する主要な手続きすべてで活用されます。代表的な3つのケースを確認しておきましょう。
新しい電力会社に番号を伝えるだけで切替可能。設備工事は原則不要で、手続きはすべて番号の提出から始まります。
正確な電気料金の見積には供給地点特定番号が必須です。番号がないと電力会社が使用実績を照会できず、適切な単価を算出できません。
拠点ごとに番号が異なります。一覧表にまとめて管理することで、切替・比較作業を効率化できます。
| 拠点名 | 住所 | 供給地点特定番号 | 契約電力 | 電力会社 | 契約期間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京本社 | 東京都〇〇区… | 03xxxxxxxxxxxxxxxxxx | 50kW | 〇〇電力 | 2025年4月〜 |
| 大阪支社 | 大阪府… | 06xxxxxxxxxxxxxxxxxx | 30kW | △△電力 | 2026年1月〜 |
※ 上記は管理台帳の記載例です。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 電力会社を変えると番号は変わりますか? | 変わりません。送配電事業者が管理する番号のため、小売電気事業者の変更に影響されません。 |
| 番号がわからない場合はどうすれば? | 現在の電力会社に問い合わせるか、検針票・マイページで確認してください。 |
| 引っ越し先でも同じ番号ですか? | いいえ。供給地点ごとの番号のため、移転先では新しい番号になります。 |
| 番号を間違えて伝えるとどうなりますか? | 切替や見積が正しく処理されません。22桁を正確に伝えることが重要です。 |
毎月の電気料金の請求書または検針票に記載されています。「供給地点特定番号」「地点番号」などの名称で22桁の数字が印字されています。オンラインの電力会社マイページでも確認できます。
電力会社の切り替え(新電力への変更)を依頼する際、または複数社に見積依頼をする際に必要です。この番号がないと正確な見積が取れないため、事前に請求書から確認しておくことが重要です。
はい。供給地点(メーター設置場所)ごとに固有の22桁番号が割り当てられています。複数拠点を一括で見直す際は、拠点リストと各拠点の供給地点特定番号をまとめて管理することが効率的です。
著者: 江田健二(一般社団法人エネルギー情報センター 代表理事)
公開日: 2026-04-13
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