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【2019年】低圧電灯の電気料金を振り返る

低圧電灯は、照明・一般コンセント用途を中心とする需要家にとって、日々の運営コストへ直接つながる契約区分です。 単月の請求額だけを見ていると、年間の流れを見誤ることがあるため、月次の並びで把握することが重要です。

このページでは、2019年の低圧電灯料金を月別のkWhあたり単価で振り返ります。数値は小数点第一位で四捨五入しています。

低圧電灯は、主に照明・コンセント用途を中心とする契約区分で、商店、小規模オフィス、飲食店、 サービス店舗、小規模施設などでの利用が多い区分です。

2019年の低圧電灯料金データ

まずは、2019年の月別単価を確認します。下表は低圧電灯のkWhあたり単価を小数点第一位で四捨五入した値です。

低圧電灯のkWhあたり単価
2019年1月22.6円/kWh
2019年2月22.8円/kWh
2019年3月22.8円/kWh
2019年4月22.6円/kWh
2019年5月22.6円/kWh
2019年6月23.0円/kWh
2019年7月23.1円/kWh
2019年8月23.2円/kWh
2019年9月23.0円/kWh
2019年10月22.6円/kWh
2019年11月22.0円/kWh
2019年12月21.7円/kWh

※上記は小数点第一位で四捨五入した値です(消費税・再エネ賦課金を含みません)。

2019年は、夏場にかけて上昇し、秋以降は下がる流れでした。年末にかけて低下が進んでおり、 年初より低い水準で着地しています。

年間平均と高値・安値

  • 年間平均:22.7円/kWh
  • 年間最高:23.2円/kWh(8月)
  • 年間最安:21.7円/kWh(12月)
  • 高値と安値の差:1.5円/kWh
  • 年初(1月)と年末(12月)の差:-0.9円/kWh

2019年の低圧電灯は、夏場にかけてやや上昇し、秋以降は低下して年末に最安となる流れでした。

低圧電灯の利用者は、営業時間帯の照明や空調の使い方で使用量が変わりやすいため、単価変動と使用量変動を分けて 確認することで、コスト要因を説明しやすくなります。

2019年の月別推移グラフ(低圧電灯)

表データを折れ線グラフで可視化したものです。夏場に高く、秋から年末にかけて下がる流れを視覚的に確認できます。

23.222.822.422.121.71月22.62月22.83月22.84月22.65月22.66月23.07月23.18月23.29月23.010月22.611月22.012月21.7

※縦軸は2019年内の最小値〜最大値(21.7〜23.2円/kWh)を基準に表示しています。

利用者像(低圧電灯)

低圧電灯は、照明や一般コンセント負荷が中心の需要家で使われることが多く、営業時間帯の照明利用が多い 店舗・小規模事業者で影響を受けやすい区分です。

具体的には、物販店、飲食店、美容・理容、クリニック、学習塾、小規模オフィスなど、動力設備よりも 照明・一般負荷の比率が高い拠点が中心です。

年間の流れは3つの場面に分けると見やすい

2019年の低圧電灯は、年間を3つの局面に分けて見ると、変化の意味がつかみやすくなります。

1. 年初から春先は22円台後半で推移

1月は22.6円/kWh、2月・3月は22.8円/kWhで、春先まで比較的高めの水準を維持しました。

2. 初夏から夏場にかけて上昇

6月は23.0円/kWh、7月は23.1円/kWh、8月は23.2円/kWhで年間ピークとなり、夏場にかけて上昇しました。

3. 秋以降は低下し年末に最安

9月からは低下に転じ、10月22.6円/kWh、11月22.0円/kWh、12月21.7円/kWhで着地しました。 年末は年初より0.9円/kWh低い水準です。

法人実務ではどう読むべきか

平均だけでなく年間レンジを見る

年間平均は22.7円/kWhですが、ピーク23.2円/kWhと最安21.7円/kWhの差は1.5円/kWhあります。 予算管理では平均値とレンジを併記すると、実態に近い説明ができます。

照明需要の時間帯を意識する

低圧電灯は営業時間や営業日数の影響を受けやすい区分です。単価が同じでも使用量が増えると請求額は上がるため、 単価と運用要因を分けて確認することが重要です。

比較月を固定して社内共有する

8月ピークと12月安値では見え方が異なります。社内報告では比較月を固定し、同じ物差しで推移を追うと判断のズレを防げます。

2019年の低圧電灯料金を月ごとに簡潔に見ると

各月の印象を短く整理すると次の通りです。

  • 1月:22.6円/kWhでスタート
  • 2月:22.8円/kWhへ上昇
  • 3月:22.8円/kWhで高めを維持
  • 4月:22.6円/kWhへ小幅低下
  • 5月:22.6円/kWhで横ばい
  • 6月:23.0円/kWhへ上昇
  • 7月:23.1円/kWhで上昇継続
  • 8月:23.2円/kWhで年間ピーク
  • 9月:23.0円/kWhへ低下
  • 10月:22.6円/kWhへ戻る
  • 11月:22.0円/kWhへ下がる
  • 12月:21.7円/kWhで年間最安

まとめ

2019年の低圧電灯料金は、夏場に上昇して8月に23.2円/kWhのピークをつけ、その後は秋から年末にかけて低下し、 12月は21.7円/kWhで着地しました。年間平均は22.7円/kWhです。

店舗や小規模オフィスなど照明需要の比率が高い利用者では、単価と使用時間帯の両面でコスト管理を行うことが重要です。 2019年は、その運用視点を確認する基準年として使いやすい一年でした。

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