4月売渡価格
引上げ
円安+国際相場反映
GRAIN & OIL
小麦・食用油・コメ・砂糖を中心に、主食系メニューへ波及するコスト上昇を確認します。
政府が製粉会社に販売する輸入小麦の価格は半年ごとに改定されます。2026年4月1日の改定では引き上げが実施され、パン・麺・菓子の原価に直結します。 円安(159円台)の長期化が輸入コストを押し上げています。
4月売渡価格
引上げ
円安+国際相場反映
ドル円
159円台
160円に迫る水準
影響品目
パン・麺・菓子
2〜3カ月後に転嫁
食用油は原材料(大豆・菜種・パーム油)の国際価格と円安の影響で4年連続の値上げが続いています。日清オイリオ、J-オイルミルズは2026年1月に 価格改定を実施済みです。飲食業にとって揚げ物・炒め物の原価を直撃します。
| 品目 | 2025年平均比 | S2予測 | S3予測 | 影響する食品 |
|---|---|---|---|---|
| 小麦粉 | 基準 | +8〜12% | +15〜20% | パン、麺、菓子、天ぷら粉 |
| 食用油 | 基準 | +15〜22% | +25〜35% | 揚げ物、炒め物、ドレッシング |
| コメ | 基準 | +10〜15% | +15〜25% | 米飯、寿司、弁当、おにぎり |
| 砂糖 | 基準 | +8〜15% | +15〜25% | 菓子、飲料、パン、調味料 |
ラーメン店(小麦粉+食用油)、とんかつ店(食用油)、パン屋(小麦+砂糖+バター)、寿司店(コメ+水産物)など、穀物・油脂の値上げは業態を選ばず直撃します。
総論ページとエネルギー関連特集を併せて確認すると、仕入・製造・物流を横断した対策優先順位を決めやすくなります。