接着剤
車体軽量化で接着工法が増加。エポキシ・ウレタン系の上昇が直撃。
CHEMICALS
溶剤・接着剤・塗料・界面活性剤の上昇を、用途別・業種別に整理して確認します。
ナフサ由来の基礎化学品から、接着剤・塗料・洗剤・合成ゴム・合成繊維まで、産業の広範囲で使われる製品が展開されます。
| 基礎化学品 | 主な誘導品 | 最終用途例 | S2値上げ予測 |
|---|---|---|---|
| エチレン | PE、PVC、酢酸ビニル、EG | フィルム、パイプ、接着剤、PET原料 | +15〜25% |
| プロピレン | PP、アクリル酸、IPA | 容器、塗料、消毒液 | +15〜25% |
| ブタジエン | 合成ゴム(SBR、BR) | タイヤ、シール材、パッキン | +20〜30% |
| ベンゼン | スチレン、フェノール、ナイロン原料 | 発泡スチロール、断熱材、繊維 | +15〜25% |
| トルエン / キシレン | 溶剤、TDI、PTA | 塗料、ウレタン、ポリエステル繊維 | +15〜30% |
接着剤
車体軽量化で接着工法が増加。エポキシ・ウレタン系の上昇が直撃。
塗料
溶剤と樹脂の双方が上昇し、二重にコスト圧力がかかる。
合成ゴム
ブタジエン供給逼迫で、タイヤ・シール材の調達難度が上昇。
洗浄剤
溶剤系・界面活性剤系の双方で値上げが進行。
塗料・コーティング
アクリル・ウレタン・シリコン系で幅広く上昇。
シーリング材
目地材の価格上昇で改修工事原価が増加。
断熱材
EPS・ウレタンフォームがスチレン・TDI高騰の影響を受ける。
配管材
塩ビ管値上げが水道・排水工事の積算を押し上げる。
医療や自動車向けなど、厳しい仕様が求められる化学品は代替困難なものが多く、価格上昇の吸収余地が小さくなります。
界面活性剤は洗剤、食品乳化剤、化粧品、農薬など幅広い用途に使用され、エチレンオキサイド由来品はエチレン減産の影響を受けやすい領域です。
| 用途 | 市場規模 | 値上げ影響 |
|---|---|---|
| 家庭用洗剤・シャンプー | 大 | 容器+中身の両方が値上げ |
| 業務用洗浄剤 | 中 | 原料+容器コスト増 |
| 食品用乳化剤 | 中 | 調味料類の原価増 |
| 農薬展着剤 | 小 | 農業コストへ転嫁 |
総論ページとエネルギー関連特集も併せて確認すると、調達・製造・物流を横断した判断につながります。