配送1件あたり包材コスト増
+8〜20円
S2想定
PACKAGING
段ボール・フィルム・トレーなど包装資材の値上げ幅と時期を、物流・食品への影響と合わせて確認します。
包装資材はナフサ由来のプラスチックを直接使う品目(フィルム、トレー)と、間接影響を受ける品目(段ボールのコーティング、接着剤)に分かれます。
| 資材 | 主原料 | S2値上げ予測 | S3値上げ予測 | 影響時期 |
|---|---|---|---|---|
| ストレッチフィルム | PE(ナフサ直結) | +15〜25% | +30〜50% | 2026年5〜6月 |
| OPPテープ | PP(ナフサ直結) | +15〜25% | +30〜45% | 2026年5〜6月 |
| 食品トレー | PS/PP | +10〜20% | +25〜40% | 2026年6〜7月 |
| PETボトル | PET(ナフサ由来) | +10〜20% | +20〜35% | 2026年夏以降 |
| 食品包装フィルム | PE/PP複合 | +15〜25% | +30〜50% | 2026年6〜7月 |
| 段ボール | 紙(+PEコーティング) | +5〜10% | +10〜20% | 2026年秋以降 |
| 緩衝材(エアキャップ) | PE | +15〜25% | +30〜45% | 2026年5〜6月 |
| 樹脂パレット | PP/PE | +10〜20% | +25〜40% | 2026年夏以降 |
EC(通販)事業者は段ボール・緩衝材・ストレッチフィルム・OPPテープを大量に使用するため、包装資材コスト上昇が配送1件あたりコストへ直結します。
配送1件あたり包材コスト増
+8〜20円
S2想定
月間1万件出荷
+8〜20万円/月
S2想定
燃料サーチャージと合算
+30〜60円/件
S3 包材+物流
食品メーカーは中身の原料だけでなく、包装資材の上昇圧力にも直面します。2026年の値上げ要因では「包装・資材」の寄与が高水準です。
原材料高に次いで包装・資材の比率が高く、価格改定の主要因になっています。
価格据え置きで内容量を減らす手法は、包材コストと原材料コストを同時に抑えるために選択されやすくなります。消費者向け表示では見えにくくても、 調達量ベースでは影響が大きくなります。
段ボールは紙製品ですが、防水コーティングのポリエチレン、貼合接着剤、製造エネルギー、古紙回収物流の各経路でナフサ高騰の影響を受けます。 単価上昇幅が小さくても、使用量の多さから絶対額のインパクトは大きくなります。
総論ページとエネルギー関連特集も併せて確認すると、調達・製造・物流を横断した判断につながります。